「君子危うきに近寄らず」
孔子だかの弟子たちも
「何か師匠、超腰抜けっぽいこと言ってんなぁ」と思いながらも、神妙な顔でうなづいてたんでしょうね。
ただ、美味しい果実は危険な川っぺりになってたりするもんです。
というわけで、なんだかよく分からない枕で始まりましたが、今回は多少の無理・危険を冒しても、果実を手に入れたい!そんなあなたの為の『恋愛テクニック』を解説させていただきます。
恋愛テクニック理論①『ドアインザフェイス』
恋愛はテクニックに成り下がるとどうしても、あざとさが拭えなくなりますが、
「ドアインザフェイス」にもそういった部分があります。
いわば人間心理の弱点を突くような部分があるわけなんですが、
ただ、だからこそ効果があるとも言えて、「ドアインザフェイス」は恋愛においては結構使えそうなテクニックです。
「ドアインザフェイス」は日本語に訳すと「門前払い」となり、転じて「門前払いされるほどの高い要求」を意味します。
道を歩いてて、「1万円寄付してください」と言われても、なかなか応じがたいですが、「じゃあ、100円でもいいんです、お願いします」と言われると断りにくいものがありませんか?
そして、当方の目的は最初から100円程度の寄付を得ることであったというわけですね。
ドアインザフェイスとフットインザフェイス違い
つまり「フットインザフェイス」においては、
まず相手が応じやすい要求を出すことからはじめ、「応じる」という行為にいわば「弾み」がついた相手が途中から「NO」の返事を返しにくくなる効果を狙います。
上の例で言うと、
道を歩いてて、「10円でいいんです、寄付してください」と声をかけます。
10円くらいならいいかと相手が応じると、「ありがとうございます、本当に助かります。これで恵まれない子どもにワクチンが1本提供できます。毎月1000円の定期的サポートにお申し込みいただくことで、もっと多くの子どもが救えるのですが、ご協力いただけないでしょうか・・」
行動としては正反対ですが、どちらも心理の傾きを利用している点は同様です。
ただ、個人的に日本人には「フットインザフェイス」よりも「ドアインザフェイス」の方が有効なのではないかと思います。
要点まとめ
フットインザフェイス⇒Yesが出やすい要求からさらなるYesを導く(本来の目的)
1度Yesと言った手前断りにくくなる。
ドアインザフェイス⇒Noと言われる要求から、ハードルを下げてYesを導く(本来の目的)
1度Noと言った手前断りにくくなる。
ドアインザフェイス~実践編~
テクニックの概要を理解したら、
次は恋愛に即して応用・実践してみましょう!
イメージしやすいようにまずは状況設定から
・相手は毎日通勤電車で一緒になる女性(20代後半?)
・彼女はあなたより後に電車に乗り込み、あなたより先に電車から降りる
・電車の中で一緒になる時間は約20分
・席の込み具合によっては隣りに座ることも
ポイント①まずは隣りになる日を待とう
☆4つ隣りの席から話しかけるのは、あいだ3人迷惑過ぎです。
ポント②隣りになったら話しかけてみよう
☆まずは相手がNOと言わざるを得ないであろう高い要求から始めます。
ただし、あまりに高い要求によって、相手に「変な人」と思われると、
どんな要求にも応じてもらえなくなるので、その辺は上手くやる必要があります。
日本人の感性に攻めろ!
結構飛躍がある感じしますか?
でもね、文字で読む以上に、実際の行動上で見ると違和感ないと思います。
日本人て「悪いな」とか「後ろめたいな」って感情が割りと豊富だと思うんですよね。
何か高い要求を持ち出されるかも知れないので、ご注意を。
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って意味の孔子だかの言葉ですが、古代の中国人もずい分腰の引けたことを言ったもんです。