恋愛テクニック：ミラーリング効果「相手にちょっと好かれる方法③」

今回解説するのは比較的知名度の高い恋愛テクニックである「ミラーリング効果」についてです！！

ミラーリング効果とは？

「ミラーリング」とは、その言葉の通り、「鏡に映したように相手の言動を真似る」というテクニックです。

ミラーリング効果って言葉が初耳の人の中には「そんなことして何になるの？！」とお思いになる向きもあるかも知れませんが、恋愛テクニックであるからにはもちろん相手から好意を得るために有効なテクニックなのです。

何が入ってるかよく分からないが、効果は抜群の秘薬みたいに、この際「なぜ効果的なのか」はひとまず置いといて、ミラーリングは人から好意を得るために非常に強力なテクニックである事をまずは知っていただければと思います。

多くの心理学的研究から、その効果はしっかりと立証されていますので、思い切って飲み込んでみていただいても心配には及びません。

ミラーリングは人間の自然な感情より生まれた

あなたは子供の頃、少し年上の大好きなお兄ちゃん、お姉ちゃんの動作とか言葉遣いを真似た経験はありませんか？

人間てのは好意を持っている人に対してはついつい、その動作を真似る、つまりミラーリングしてしまうという傾向があるんですね。

そして、真似をされた側も、真似をしている側が自分に対して好意を持っていることを本能的に察知しているのです。

子供の頃のミラーリングは露骨で分かりやすいですが、大人になっても、子供の頃ほど露骨ではなくても、その傾向がなくなることはありません。

そしてまた、真似された側も「真似されている」と認識はしなくても無意識下に相手が自分に好意を持っていることを察知します。

逆に言えば、意識的に相手を真似る（ミラーリングする）事で、相手にこちらの好意を示し、相手からの好意を引き出すことも可能と云うわけです。理論的には。

サブリミナル的に、自然に

冒頭でも申し上げたように「ミラーリング」は相手からの好意を引き出すためには非常に強力なテクニックです。

ただ、「ミラーリング」は、その強力さやユニークさ故に広く世間に知られており、「ミラーリング」を発動するとすぐに周りや相手にバレてしまう可能性があります。

よしんば、愛しの被ミラーリング対象の彼が「ミラーリング」というテクニックを知らなかったとしても、あなたが彼の言動を真似ていることが露骨に伝われば、単純にマヌケだし、変な子扱いされて距離を置かれかねません。

なので、ミラーリングはあくまで自然に、深層心理に訴えかけるように行う必要があります。

って云うとぐっと難易度が上がる気がするかも知れませんが、要は「露骨に真似ない」という点に注意すれば大丈夫です。

例えば、食事のときにさりげなくペースを合わせるとか、相手が伸びをしていたら、あなたも大きく息をついてみるとかで良いと思います。

「伸び」と「大きく息をつく」では動作としては全く異なるわけですが、動作の根底にある感情（ふぅ～くたびれた）は共通していますので、充分、ミラーリングの役割を果たすと思います。

ただ、さりげないミラーリングでは相手に効いているのかどうかが分かりにくく、なかなか効果が見られない場合、徒労感が拭えないかも知れません。

相手がミラーリングというテクニックを知っていることを見越して、思いっきり露骨にミラーリングして、相手にあなたの好意を思い知らせるという方法もありますが、本来の使い方とは異なります。

なので、個人的にはミラーリングは臆病なあなたや、世を忍ぶ恋をしているあなたにおススメしたいかと思います。

つまり、恥ずかしがりやとか消極的な人、あとは既婚者に対して好意を抱いている等、道ならぬ恋をしているあなたです。

ミラーリングとは、その特性上、隠微な表現で行うべきテクニックです。
だからこそ、元々隠微な表現でしか好意を示せないあなたにおススメしたいのです。

彼が髪をかき上げたそのとき、少し離れた場所であなたも髪をかき上げます。いつか目が合ったなら・・何かが始まらないとも限らないのです。

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