恋愛テクニック:フォアラー効果「相手にちょっと好かれる方法②」




今回解説する恋愛テクニックはフォアラー効果!

別名ボーナム効果とも呼ばれるこのテクニックは、あなたが相手のことを理解していると示すことで、「相手へ自分の好意を伝えられ、相手からもあなたへの好意を引き出す」といったテクニックとなります。

相手を理解していると示すことが、なぜ相手への好意を示し、相手からの好意を得ることにも繋がるのでしょうか?

以下で詳しく見ていきましょう。

人は他人から理解されたい

時々は面倒くさいと思うことがあっても、人は他人から理解されたいと思っています。

わたしはかつて幼なじみの友人から「〇〇君は、わがままで絶対に我を通すくせに、我を通した後で、周囲の気持ちを気にして、結局中途半端なことになるよね」と云われたことがあります。

決して誉め言葉ではないし、むしろけなされているくらいですが、それでもわたしは友人のこの言葉がとても嬉しかったのを覚えています。

その詳細な観察と、自分ですら認識していなかった自分の性質を見抜いてくれた洞察に喜びを覚えたということです。

人は自分を理解してほしいのです。

ただ、上述のわたしの幼なじみのように、本当に相手のことを理解出来ているのなら問題ないですが、多くの場合、わたし達は相手のことをそこまで理解しつくしてはいません。

理解するには時間も相手との接触を重ねる機会も必要で、一朝一夕にいくことではないのは、きっと皆さんにもお分かりでしょう。

ただ恋愛テクニックとして、フォアラー効果を活かすには、一朝一夕に相手を理解することが必要です。

正確には、実際には相手をそれほど理解していなくても、「相手を理解している」と示すことが必要というわけです。




「相手を理解している」と示す話法

人には、「自分を単純な人間と思って欲しくない」という願望が潜んでいます。

「〇〇さんていつも楽しそうでいいよね。悩みなんてないでしょ?」なんて云われると、そこはかとなく腹が立ったりするものです。

(わたしはそんな一枚張りの単純な人間じゃないわよ。しんどいときも無理して笑ってるのが分からないの)と思うのではないでしょうか。

また実際の問題としても人間はそんなに単純ではありません。

人生楽しいことばっかりでないのは、皆さんもご存知の通りです。

つまり、人間の陰と陽の部分を踏まえた言い回しをすれば、多くの人に当てはまる人間分析となり、さらに陰と陽の両面について言及された相手は「自分のことを明るい部分も暗い部分も見てくれている。自分を深く理解してくれている」と感じやすいのです。
例えば、

「〇〇さんて、いつも楽しそうだけど、時々寂しそうな顔するよね。何かあったの?」

とか

〇〇さんて、豪快なのに繊細なところもあるから、気配りが出来るんですね」

とか

「〇〇さんて、普段は真面目そうだけど、絶対裏では面白い人だと思う」

とかでしょうか。

要は、わたしはあなたをステレオタイプな「通行人A」としてじゃなく、ちゃんと名前のある登場人物として認識してますよと示すことで、相手は喜びを感じるのです

あなたから、重要な登場人物として認識していると示された相手にとっては、あなたも重要な登場人物となります。

ヒロインとしてお呼びがかかる日も、そう遠くはないかも知れませんね。

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